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【弁護士の見解】日大悪質タックル問題「傷害罪として書類送検される可能性が高い」

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日大選手から悪質なタックルを受けて負傷した関学大の 選手側が大阪府警に被害届を提出した問題で、 「弁護士法人・ 響」 の 徳原聖雨弁護士が21日、 本紙の 取材に応じ、 「傷害罪として書類送検される可能性が高い」 と推察した。
日大選手から悪質なタックルを受けて負傷した関学大の選手側が大阪府警に被害届を提出した問題で、「弁護士法人・響」の徳原聖雨弁護士が21日、本紙の取材に応じ、「傷害罪として書類送検される可能性が高い」と推察した。
徳原弁護士によると、今後は試合が行われた東京都を管轄する警視庁による捜査が行われる。具体的には、加害選手および被害選手、他の日大のアメフット部員、日大アメフット部の監督およびコーチに対する事情聴取が中心となる。
その上で、「恐らく2~3カ月で捜査は終了し、示談が成立していても、加害者を傷害罪で書類送検して罰金刑に処すことになると思う」と説明。ルールを大きく逸脱した形での反則だけに、過失傷害ではなく傷害罪が適用される見込みが高いという。
スポーツの試合中の出来事で、大阪府警が被害届を受理したことには、「警察は被害届を受理する義務はありますが、通常はその前に話し合いをして、事件化しないように収めることが多い。受理して事件化したということは、事態を重く見ているということでしょう」と分析。被害者側が示唆している告訴の可能性については「被害届のみでも大まかな流れは変わりませんが、より処罰感情が強くなり、書類送検に持ち込まれる可能性も高くなる」と話した。

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