総務省が２９日発表した４月の 完全失業率（季節調整値）は前月比横ばいの ２．５％だった。 厚生労働省が発表した有効求人倍率も１．５９倍と横ばいで、 高水準を維持した。 求職者が非正規の 高齢者を中心に増加したが、 製造業などで新規求人が増えた。 厚労省は「雇用情勢は着実に改善が進んでいる」 （雇用政策課）としている。 完全失業者数は１万人減の １７２万人。 好条件の 仕事を求める人の 就業が進み、 自発的な失業が減少した。 求人倍率は、 ハローワークに申し込んだ求職者１人当たりの 求人数。 ４月は求人が０．７％増、 求職者は０．
総務省が２９日発表した４月の完全失業率（季節調整値）は前月比横ばいの２．５％だった。厚生労働省が発表した有効求人倍率も１．５９倍と横ばいで、高水準を維持した。求職者が非正規の高齢者を中心に増加したが、製造業などで新規求人が増えた。厚労省は「雇用情勢は着実に改善が進んでいる」（雇用政策課）としている。 完全失業者数は１万人減の１７２万人。好条件の仕事を求める人の就業が進み、自発的な失業が減少した。 求人倍率は、ハローワークに申し込んだ求職者１人当たりの求人数。４月は求人が０．７％増、求職者は０．６％増だった。正社員の求人倍率は０．０１ポイント上昇の１．０９倍。受理した都道府県別では、最高が東京の２．０９倍、最低は北海道と沖縄の１．１７倍だった。 産業別の新規求人数（原数値）は、製造が前年同月比９．３％増、教育・学習支援が６．６％増、医療・福祉が５．９％増。一方、宿泊・飲食サービスは２．１％減、生活関連サービス・娯楽は１．６％減だった。（2018/05/29-10:11）
