Домой Japan Japan — in Japanese 女性活動家、自由求め拘束=釈放後も「取材拒否」強要-サウジ

女性活動家、自由求め拘束=釈放後も「取材拒否」強要-サウジ

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【カイロ時事】 女性の 運転がようやく認められたサウジアラビアだが、 5月以降に女性を含む活動家の 拘束が相次いでいる。 人権団体の 調べでは、 その 数は20人近くに達する。 男女を厳しく分け隔て、 女性の 権利が制限されてきたサウジ社会の 一段の 自由化を求めていたとされ、 当局が警戒と監視を強めているもようだ。 サウジの 首都リヤドに住む女性活動家で写真家の マデハ・ アジュルシュさんも、 拘束された1人。 運転の 権利を求めて1990年、 自身を含む女性47人で街頭行動に繰り出し、 罰せられた苦い経験を持つ。 今年2月に記者が取材
【カイロ時事】女性の運転がようやく認められたサウジアラビアだが、5月以降に女性を含む活動家の拘束が相次いでいる。人権団体の調べでは、その数は20人近くに達する。男女を厳しく分け隔て、女性の権利が制限されてきたサウジ社会の一段の自由化を求めていたとされ、当局が警戒と監視を強めているもようだ。 サウジの首都リヤドに住む女性活動家で写真家のマデハ・アジュルシュさんも、拘束された1人。運転の権利を求めて1990年、自身を含む女性47人で街頭行動に繰り出し、罰せられた苦い経験を持つ。今年2月に記者が取材した際は、女性の運転解禁を歓迎しつつも、女性の旅行などに父や夫、兄弟らの許可が必要な「男性後見人制度」撤廃を強く訴えていた。 後に釈放が伝えられたアジュルシュさんに6月初旬以降、何度も連絡を試みた。以前は冗舌だったアジュルシュさんだが、携帯電話の呼び出しには一向に応じず、通信アプリでの問い掛けは既読後に着信拒否された。不審に思い別の女性活動家に尋ねると、「釈放された女性らは、メディアの取材を拒否する誓約をさせられた。破れば訴追や生命の危険すらある」と明かした。 女性の運転は保守的な宗教界の反発が今も強い。改革を推し進めるムハンマド皇太子にとって、対応次第では「次期国王」としての威信と権勢を揺るがしかねない。英国在住のサウジ人人権活動家ヤヒア・アシリ氏は「後見人制度の廃止は難しく、女性運転の解禁以上のことを求められるのは皇太子には許容できない。自由を求める都合の悪い声を封じようとしている」と話す。(2018/06/24-15:58)

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