安倍総理大臣は、 日本を訪れているラオスの トンルン首相と会談し、 12日の 米朝首脳会談を踏まえ、 北朝鮮の 拉致・ 核・ ミサイルの …
安倍総理大臣は、日本を訪れているラオスのトンルン首相と会談し、12日の米朝首脳会談を踏まえ、北朝鮮の拉致・核・ミサイルの問題解決に向けて、北朝鮮と外交関係のあるラオスと連携していく考えを伝えました。 会談は12日夜、総理大臣官邸で行われ、安倍総理大臣が「日本とラオスはともに発展するために協力するパートナーだ。地域や国際社会の課題にも取り組んでいきたい」と述べました。 これに対しトンルン首相は、「日本との友好・協力関係が絶え間なく発展を続けてきたことを喜ばしく思う」と応じました。 会談では、12日シンガポールで行われた米朝首脳会談を踏まえ、北朝鮮への対応について意見が交わされ、会談後の共同記者発表で安倍総理大臣は、ラオスが北朝鮮と外交関係があることを念頭に「北朝鮮から問題解決に向けた具体的な行動を引き出すべく、ラオスを含む国際社会と連携していきたい」と述べました。 また両首脳は、ラオスの若手行政官の日本への留学や、ベトナム戦争で残された不発弾除去の支援など、両国の協力関係を強化していくことを確認しました。