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G7 “米関税引き上げ”に反発 対立のまま閉幕

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カナダで開かれていたG7=主要7か国の 財務相・ 中央銀行総裁会議は、 すべての 討議を終えました。 アメリカ・ トランプ政権の 鉄鋼…
カナダで開かれていたG7=主要7か国の財務相・中央銀行総裁会議は、すべての討議を終えました。アメリカ・トランプ政権の鉄鋼製品などの関税を引き上げる措置に各国が反発し、貿易問題の議論に多くの時間が割かれたものの、会議は対立したまま閉幕しました。 3日間の日程で行われたG7の会議は、日本時間の3日午前3時すぎ、すべての討議を終えました。 会議の直前にトランプ政権が日本や中国に続いてEU=ヨーロッパ連合やカナダの鉄鋼製品などにも高い関税をかける措置を決めたため、G7の各国が激しく反発し、討議の予定を変更して貿易問題に多くの時間が割かれました。 討議の中で、各国からは、アメリカの関税引き上げは世界の貿易ルールに反するものだという批判が相次ぎ、日本も、麻生副総理兼財務大臣が「保護主義的な内向きな政策はどの国の利益にもならない」と強い懸念を表明しました。 しかし、各国の厳しい声にもアメリカの反応は鈍く、貿易問題でアメリカとほかの国が対立したまま会議は閉幕しました。 貿易をめぐる対立は、トランプ大統領や安倍総理大臣らが出席して8日から開かれる予定のG7サミットに引き継がれることになります。

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