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ロナルド「サッカーとはこういうものだ」 16強で終幕

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(30日、 ウルグアイ2―1ポルトガル サッカー・ ワールドカップ) ポルトガル代表FWロナルドの 4回目の ワールドカップ(W杯)が終わった。 この 日も、 ポルトガル攻撃の 軸はロナルドだった。 おとりになった動…
(30日、ウルグアイ2―1ポルトガル サッカー・ワールドカップ)
ポルトガル代表FWロナルドの4回目のワールドカップ(W杯)が終わった。
この日も、ポルトガル攻撃の軸はロナルドだった。おとりになった動きから唯一の得点が生まれた。
後半10分のCK。ボールに向かって動くと、マークがついてきた。その後ろの空いたスペースに入り込んだDFペペが頭で合わせ、同点ゴールをもぎ取った。
ロナルド自身は両チーム最多の6本のシュートを放ちながら、最後まで自分の形を作らせてもらえなかった。相手のウルグアイは守備の強さが持ち味。特にセンターバックのゴディンとヒメネスは前回大会からコンビを組み、所属クラブもアトレチコ・マドリードで一緒。ロナルドが所属するレアル・マドリードのライバルクラブで、リーグ戦で対戦する2人に、最後までいい形でボールを持たせてもらえず、シュートも難しい体勢からのものが多かった。
試合終了を笛を聞くと、ロナルドはチームメートと握手し、淡々と引き揚げた。「ポルトガルの方が内容は良かったが、サッカーとはこういうものだ」とさばさばした表情で振り返った。
33歳で迎えたW杯で、欧州選手権に続くタイトルは届かなかった。体力が衰え始める中での大会だったが、4得点と得点力はさび付いていなかった。サントス監督は「代表に残って、若手の成長に手を貸して欲しい」というが、次回のカタール大会は37歳になる。道のりは、はるか見通せない。( 河野正樹 )

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