12日の 東京外国為替市場は、 円相場がおよそ6か月ぶりに1ドル=112円台まで値下がりしました。
12日の東京外国為替市場は、円相場がおよそ6か月ぶりに1ドル=112円台まで値下がりしました。 米中の貿易摩擦への警戒感から新興国などの通貨が下落したのに伴い、円を売る動きが強まりました。 午後5時時点の円相場は、11日と比べて1円33銭、円安ドル高の1ドル=112円33銭から34銭でした。 また、ユーロに対しては、11日と比べて1円1銭、円安ユーロ高の1ユーロ=131円25銭から29銭でした。 ユーロはドルに対しては、1ユーロ=1.1684から86ドルでした。 市場関係者は、「米中の貿易摩擦への警戒感から新興国や資源国の通貨が下落するのに伴って円も売られたが、世界経済の先行きにどのように影響するかまだ読み切れないと考える投資家も多い。アメリカ経済を見通すうえで、日本時間の今夜、発表されるアメリカの物価に関する指標に注目が集まっている」と話しています。