大相撲名古屋場所7日目(14日、 ドルフィンズアリーナ、 観衆=7629)3横綱全員に加え新大関栃ノ心まで休場。 激震が走った名古屋で、 朝乃山が明生を退けて1敗をキ…
大相撲名古屋場所7日目(14日、ドルフィンズアリーナ、観衆=7629)3横綱全員に加え新大関栃ノ心まで休場。激震が走った名古屋で、朝乃山が明生を退けて1敗をキープした。
「新入幕の人には負けたくなかった。しっかり体が動いているから流れができている」
相手に押し込まれたが、左上手はがっちりとつかんで離さない。師匠高砂親方(元大関朝潮)の「差し負けず、左上手を取れ」という教えを守り、逆転の突き落としにつなげた。
親方と同じ近大出身で、平成28年春場所で初土俵を踏んだ24歳。1メートル88、165キロの体を生かした四つ相撲が武器で、新入幕の昨年秋場所でいきなり10勝を挙げて敢闘賞を獲得したホープだ。
8日目以降は上位陣とも当たるが験を担ぎはしない。「ここまで来たら関係ない。気持ちだけ。勝つ気持ちでいきたい」。大荒れの場所をかき回す。(月僧正弥)
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