東京医科大学が文部科学省の 前局長の 息子を不正に合格させていた問題で、 林文部科学大臣は、 全国の 医学部で入試が公正に行われて…
東京医科大学が文部科学省の前局長の息子を不正に合格させていた問題で、林文部科学大臣は、全国の医学部で入試が公正に行われているかどうかを緊急に調査するよう指示したことを明らかにしました。 東京医科大学では、文部科学省の前局長から便宜を図ってもらう見返りに受験した息子を不正に合格させたとして、前理事長らが贈賄の罪で在宅起訴され、7日、大学の調査委員会が調査結果を公表し、不正な点数操作について認めました。 林文部科学大臣は7日、文部科学省で記者団に対し「入学者選抜が公正に行われているかどうか、全国の国公立、私立大学の医学部医学科を対象に緊急に調査をする」と述べ、調査を事務方に指示したことを明らかにしました。 また大学の調査委員会の調査結果について林大臣は「内容を精査しているが、前局長や前理事長が関与して、助言、指導をしていた可能性が高いことや、平成30年度のみならず過去にも不正が行われたことなどが確認された。大学教育の信頼を損なうものであり、大変遺憾だ」と述べました。