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北朝鮮 ミサイル試験場の解体作業停止か 米研究グループ分析

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北朝鮮の 動きを衛星写真で分析しているアメリカの 研究グループは、 北西部にあるミサイル試験場で始まっていた解体作業が止まって…
北朝鮮の動きを衛星写真で分析しているアメリカの研究グループは、北西部にあるミサイル試験場で始まっていた解体作業が止まっているとの分析結果を発表しました。理由についてはわからないとしていますが、アメリカと北朝鮮の非核化をめぐる協議が難航していることが背景にある可能性もあります。 北朝鮮の動向を分析しているアメリカの研究グループ「38ノース」は22日、北朝鮮北西部、ピョンアン(平安)北道トンチャンリ(東倉里)にある、「ソヘ(西海)衛星発射場」と呼ばれるミサイル試験場の衛星写真について、分析結果を発表しました。 それによりますと、この試験場では、先月から今月上旬にかけて、構造物の一部を解体する作業が始まっていましたが、今月16日に撮影された最新の写真では、新たな解体作業は確認できないとしています。 また、これまでの解体作業で取り壊された構造物の一部も地面に放置されたままだとして、研究グループは、「解体の動きは止まっているとみられる」と指摘しています。 先の米朝首脳会談で、トランプ大統領は、北朝鮮が主要なミサイル試験場を取り壊すことを約束したとしており、「ソヘ衛星発射場」の解体は、北朝鮮が約束を履行するかどうかの重要な一歩だと考えられていました。 研究グループは「解体の動きが止まっている理由はわからない」としていますが、北朝鮮の非核化をめぐっては、米朝の立場の溝が埋まっておらず、協議が難航していることが背景にある可能性もあります。

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