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日大前監督らを任意聴取 調べに悪質タックル指示を否定

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日本大アメリカンフットボール部の 選手が悪質タックルで関西学院大の 選手を負傷させた問題で、 警視庁が日大の 内田正人前監督(63)と井上奨(つとむ)前コーチから任意で事情を聴いていたことが捜査関係者への 取…
日本大アメリカンフットボール部の選手が悪質タックルで関西学院大の選手を負傷させた問題で、警視庁が日大の内田正人前監督(63)と井上奨(つとむ)前コーチから任意で事情を聴いていたことが捜査関係者への取材で分かった。調べに対し両氏は、悪質なタックルの指示を否定したという。同庁は傷害容疑などを視野に、両氏の刑事責任を問えるかどうか慎重に調べている。
内田、井上両氏は5月23日に開いた記者会見で選手への悪質タックルの指示を否定していたが、捜査関係者によると、16日までに行った任意の事情聴取で、同様の主張を繰り返したという。同庁はタックルをした日大の選手(20)にも詳しく話を聴く方針だ。
悪質タックルがあったのは5月6日。東京都調布市で開かれた定期戦で、日大の選手がパスを投げ終えて無防備だった関学大の選手に背後からタックルし、約3週間のけがを負わせた。
被害選手側は同月、被害届と、両氏に対する傷害容疑の告訴状を提出。調布署が受理して捜査している。タックルをした選手とは示談が成立しており、告訴の対象には含まれていない。
タックルをした選手は5月22日に記者会見し、両氏の指示だったと証言。一方、内田氏はこの翌日の記者会見で「私からの指示ではない」、井上氏も「けがをさせる目的では言っていない」などと述べ、指示を否定していた。
日大が所属する関東学生アメフト連盟は同月29日に指示を認定し、2人を除名。タックルした選手とチームとしての日大を今年度公式戦の出場資格停止処分とした。7月30日には日大が設置した第三者委員会も最終報告書で両氏の指示を認定し、日大は同日、両氏を懲戒解雇としていた。

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