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東証前引け 反発、リラ安一服で買い戻し 中国統計の減速は影響限定

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14日午前の 東京株式市場で日経平均株価は反発し、 前引けは前日比254円66銭(1.17%)高の 2万2112円9銭だった。 上げ幅は300円に迫る場面があった。 外国為替市場で…
14日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比254円66銭(1.17%)高の2万2112円9銭だった。上げ幅は300円に迫る場面があった。外国為替市場で対米ドルでのトルコリラの下落が一服し、前日までのリラ安を材料としたリスク回避の株売りに歯止めがかかった。これまでトルコ情勢を巡る不透明感から株価指数先物に売りを出していた海外ヘッジファンドなど短期筋が買い戻しに動き、日経平均を押し上げた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。
トルコ中央銀行は13日、市中銀行が中銀に預けるリラや外貨準備率の引き下げを発表。発表をきっかけにリラを売る動きが和らいだ。日経平均は13日に1カ月ぶりに節目の2万2000円を下回っており、自律反発狙いの買いも入りやすかった。
午前に中国国家統計局が発表した7月の工業生産高や小売売上高などは軒並み市場予想を下回った。もっとも、中国の景気減速はある程度想定されていたとの見方もあり、現時点で株式相場の影響は限られた。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8839億円、売買高は5億8108万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1581、値下がりは443、変わらずは77だった。
ファストリ や ソフトバンク 、 東エレク など値がさ株が上昇した。 村田製 や 富士通 が高く、 スズキ と パナソニック も買われた。一方、 第一生命HD や りそなHD 、 三井住友FG などは下落した。13日に年初来高値を更新していた リクルート は利益確定売りで安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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