大阪府警富田林署は12日、 窃盗や強制性交などの 罪で起訴され、 留置場で勾留されていた男が逃走したと発表した。 弁護士との 面会が終わって1人になった隙に逃走したとみられ、 府警は顔写真を公開し、 加重逃走容疑で男の 行方を追ってい【社会】
大阪府警富田林署は12日、窃盗や強制性交などの罪で起訴され、留置場で勾留されていた男が逃走したと発表した。弁護士との面会が終わって1人になった隙に逃走したとみられ、府警は顔写真を公開し、加重逃走容疑で男の行方を追っている。
発表では、逃走したのは住所不定、無職樋田淳也容疑者(30)。身長1メートル63の中肉で長髪。黒色の長袖ジャージーに灰色のスエットズボン姿で、左の二の腕に手術痕、左ふくらはぎに動物の入れ墨があるという。
樋田容疑者は12日午後7時30分頃から、同署2階の面会室で弁護士と接見していたが、同9時45分頃になっても樋田容疑者が部屋から出てこないため、署員が室内を確認すると、樋田容疑者がいなくなっていたという。容疑者と接見人とを隔てるアクリル板が外れかかっており、その隙間から出たとみている。当時、署内には当直の署員が10人以上いたが、樋田容疑者が逃走するのを見た署員はいなかった。