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NAFTA再交渉 米とメキシコが合意 カナダの出方焦点に

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アメリカ、 カナダ、 メキシコが加盟するNAFTA=北米自由貿易協定の 再交渉をめぐり、 トランプ大統領は、 メキシコとの 2国間の …
アメリカ、カナダ、メキシコが加盟するNAFTA=北米自由貿易協定の再交渉をめぐり、トランプ大統領は、メキシコとの2国間の協議が合意したことを発表しました。 NAFTAの最終的な合意に向けては一方的に譲歩はしないとしているカナダの出方が焦点になります。 アメリカのトランプ大統領は27日、ホワイトハウスで会見し、NAFTAの再交渉をめぐってメキシコとの2国間の協議が合意したことを発表し、ことし秋の議会の中間選挙を前に成果をアピールしました。 そのうえでトランプ大統領は、カナダが今回の合意に同意しなければ「カナダから輸入される自動車に関税を課すのは簡単なことだ」と述べて揺さぶりをかけました。 アメリカは、メキシコの新しい大統領が就任する12月までに新たな協定に署名できるよう、法律で必要とされる署名の90日前の議会への通知を今月中に行いたい考えです。 ただ、カナダは、協議の進展は歓迎するものの一方的な譲歩はしないとしています。アメリカとカナダは28日からワシントンで閣僚級の協議を行う予定で、最終的な合意に向けては、カナダの出方が焦点です。 アメリカ通商代表部によりますと、メキシコとの間では自動車分野の関税をゼロにする条件をめぐって、域内での部品の調達比率をこれまでの62.5%から75%に引き上げることなどで合意したということで、協定が見直されればメキシコに進出している日本の自動車や部品メーカーの戦略に影響が出る可能性もあります。

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