10日の ニューヨーク株式市場は、 トルコの 通貨リラの 急落を受けて売り注文が広がり、 ダウ平均株価は一時280ドルを超える大幅…
10日のニューヨーク株式市場は、トルコの通貨リラの急落を受けて売り注文が広がり、ダウ平均株価は一時280ドルを超える大幅な値下がりになりました。 10日のニューヨーク株式市場は、ヨーロッパ市場でトルコへの融資額の多い銀行株が値下がりした流れを受けて、金融関連株を中心に売り注文が広がりました。 このためダウ平均株価は一時280ドルを超える値下がりを記録し、終値は前日に比べて196ドル9セント安い2万5313ドル14セントで今週の取り引きを終えました。 一方、外国為替市場ではトルコと結びつきの強いユーロを売る動きが強まり、円に対して1ユーロ・126円ちょうど付近まで円高ユーロ安が進みました。 市場関係者は「アメリカの利上げでもともと新興国通貨は値下がり傾向にあったが、他の新興国への影響が心配される。週明けの東京市場も注目だ」と話しています。