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「おわら風の盆」始まる 秋の訪れ告げる

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秋の 訪れを告げる「おわら風の 盆」 が1日、 富山市八尾(やつお)町で始まった。 編みがさを目深にかぶった男女が、 哀愁を帯びた胡弓(こきゅう)の 音色に合わせて踊りを披露し、 幽玄な雰囲気が広がった。 3日まで。
秋の訪れを告げる「おわら風の盆」が1日、富山市八尾(やつお)町で始まった。編みがさを目深にかぶった男女が、哀愁を帯びた胡弓(こきゅう)の音色に合わせて踊りを披露し、幽玄な雰囲気が広がった。3日まで。
立春から210日目、9月1日からの3日間を「風の盆」と呼ぶ。五穀豊穣(ほうじょう)の祈りが込められ、約300年前から続く行事。午後3時から11の集落ごとに踊り歩く「町流し」が始まり、越中おわら節が響いた。日が暮れるとぼんぼりに明かりがともり、観光客らは優雅な舞に酔いしれた。
静岡県富士宮市の伊藤覚さん(72)と妻篤子さん(68)は「川のせせらぎや虫の鳴き声と一緒に耳に入る胡弓の音。優しい踊りは他では味わえない」と話した。【森野俊】

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