(セ・ リーグ、 ヤクルト3-7広島、 21回戦、 広島16勝5敗、 2日、 神宮)首位を独走する広島は2日、 ヤクルト21回戦(神宮)に7-3で快勝。 東京に乗り込んでの “…
(セ・リーグ、ヤクルト3-7広島、21回戦、広島16勝5敗、2日、神宮)首位を独走する広島は2日、ヤクルト21回戦(神宮)に7-3で快勝。東京に乗り込んでの“眼下の敵”との6連戦を全勝で飾った。3位の巨人に続いて、2位のヤクルトにも3連勝だ。
序盤に7得点して主導権を握り、6連戦の前に「22」だった優勝へのマジックナンバーを「13」まで減らした。緒方監督は満足そうに「6連戦の初戦から厳しい戦いが続いたけど、選手全員がしっかり戦ってくれた」とたたえた。
38歳のベテラン、ヤクルト・石川の出ばなをくじいた。一回二死一、二塁で、バティスタが先制の23号3ラン。高めにきた2球目を逃さず、豪快に左翼席中段まで運び「完璧だった。甘い球を狙っていて、見事な仕事ができた」と誇らしげに振り返った。
三回は無死一塁で菊池が「何球かファウルにできていたし、内角に来たら思いっきりいこう」と、8球目を捉えた。左中間スタンドに届く12号2ランで追加点を奪うと、その後もバティスタの適時打など打者一巡の攻撃。この回4得点で、勝機は一気に広がった。
その後は追加点こそ奪えなかったものの、救援陣の踏ん張りと堅い守りで流れを渡さなかった。中心選手の丸、鈴木だけではなく、一人一人が役割を果たした結果の6連勝。これでセ・リーグは再び2位以下の5球団が借金生活に突入した。
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