【シンガポール=吉村英輝】 ミャンマーの イスラム教徒少数民族ロヒンギャの 取材を巡り、 ロイター通信の 記者に実刑判決が下ったことについて、 アウン・ サン・ スー・ チー国家…
【シンガポール=吉村英輝】ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャの取材を巡り、ロイター通信の記者に実刑判決が下ったことについて、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は13日、「表現の自由とは無関係だ」と述べ、国際社会からの懸念に反論した。ロイターが伝えた。
ベトナム・ハノイで開催中の世界経済フォーラムの東南アジア諸国連合(ASEAN)会合で登壇し、米国のペンス副大統領らが記者の釈放を求めていることについて司会者から質問を受け、答えた。
スー・チー氏は、2人の記者が有罪となったのは、国家機密法違反罪であり「ジャーナリストだからではない」と主張。審理は公開法廷で「法の支配」に基づき行われたとして、判決を擁護した。