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サウジ当局幕引き…トルコのサウジ総領事館で『消えた』記者は「死亡」

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サウジアラビア政府を批判してきた記者、 ジャマル・ カショギ氏(59)が行方不明になった事件で、 サウジ当局は20日、 トルコの サウジ総領事館内で起きた「口論と格闘」 …
サウジアラビア政府を批判してきた記者、ジャマル・カショギ氏(59)が行方不明になった事件で、サウジ当局は20日、トルコのサウジ総領事館内で起きた「口論と格闘」で死亡したとする暫定捜査結果を発表、同氏の死亡を初めて認めた。事実上の最高権力者であるムハンマド・ビン・サルマン皇太子(33)の側近や実動部隊に責任を負わせる内容で、国際社会の理解を得られるかは不透明だ。
トルコで記者が失踪して2週間以上、ついにサウジ当局が「死亡」を認めた。これまでカショギ氏が、イスタンブールの総領事館を去ったと主張してきたが、真相解明を求める国際社会の圧力に押された形だ。
しかし、調査結果は、ムハンマド皇太子の側近らや実動部隊に責任を負わせる内容で、皇太子の関与には一切言及しなかった。また「議論が口論と格闘に発展し、死に至った」とする説明も、これまでのトルコや欧米メディアとの報道と大きく食い違う。
トルコ当局者は、カショギ氏は総領事館に入るや押さえつけられ、拷問され、法医学専門家が遺体を切断したといった、詳細な捜査情報をメディアにリークしてきた。カショギ氏の腕時計端末で録音された音声記録がある、との報道については、中東外交筋が「トルコ情報機関が盗聴していた」と断言する。

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