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北海道地震1か月 正午のサイレンに合わせ黙とう 厚真町

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北海道で最大で震度7の 揺れを観測した地震から6日で1か月になりました。 大規模な土砂崩れによって大きな被害を受けた厚真町で…
北海道で最大で震度7の揺れを観測した地震から6日で1か月になりました。大規模な土砂崩れによって大きな被害を受けた厚真町では、正午に鳴り響くサイレンに合わせて住民らが黙とうをささげました。 先月6日に発生した地震で、北海道厚真町は大規模な土砂崩れが起きて36人が犠牲になるなど、甚大な被害を受けました。 町内では地震から1か月となる6日、正午に鳴り響くサイレンに合わせて各地で住民らが黙とうをささげました。 このうち役場の前に設けられた献花台では、町の職員や警察、それに自衛隊などおよそ80人が集まって一斉に黙とうし、犠牲者を悼みました。 また、避難所の1つとなっている厚真町総合福祉センタ-の前でも避難生活を送っている人たちがサイレンに合わせて黙とうしていました。 母親が避難所で生活しているという苫小牧市の57歳の男性は「母親の自宅がある地区は土砂崩れで被害が大きく今も入ることができません。仮設住宅に入ったとしてもそのあとの生活は全くわからない状態です。それでも前を向いていかなければならないので、母親とともに頑張っていきたい」と話していました。 一方、いまも一部の世帯で断水が続いている豊沢地区でも、昼の炊き出しの準備をしていた住民たちが、作業の手を止めておよそ1分間、黙とうをささげました。 3年前に神戸市からこの地区に移り住んだ50代の女性は「あっという間に過ぎた1か月でした。23年前の阪神・淡路大震災も経験しているので、2回も大地震に遭って複雑な気持ちです。突然亡くなられた方々の無念を忘れず、私たちが厚真町をよりすばらしい町にしていきたい」と話していました。

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