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川島V打で鷹先勝!工藤采配ズバッと1番ハマッた“雄星対策”オーダー

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(パ・ クライマックスシリーズ・ ファイナルステージ第1戦、 西武4-10ソフトバンク、 1勝1敗、 17日、 メットライフ)パ・ リーグ2位から勝ち上がったソフトバンクが…
(パ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第1戦、西武4-10ソフトバンク、1勝1敗、17日、メットライフ)パ・リーグ2位から勝ち上がったソフトバンクが、10年ぶりにリーグ制覇した西武に10-4で勝った。「1番・二塁」で先発起用された川島慶三内野手(35)が3安打3打点と躍動した。リーグ優勝チームには1勝のアドバンテージがあるため、ソフトバンクと西武は1勝1敗の五分となった。
ナインを鼓舞するように手をたたき、ベンチに向けた笑顔が勇気を与えた。精神的支柱の活躍で、ソフトバンクが「下克上」へ加速。このCS初スタメンで1番に座った川島が胸を張った。
「第1戦でエースの菊池くん。そこを潰して勝ち上がるイメージをみんなで持っていました」
逆転を許した直後の四回二死満塁で、スライダーを捉えて左前へ。逆転2点打で流れが一変した。3連続適時打で一挙5点。9月28日(メットライフ)に通算19度目の対戦で初白星を献上した菊池に再び土をつけた。
敗れた前回対戦と1、2番を入れ替えた。打線好調のファーストステージからも大幅な組み替え。同じくCS初スタメンの西田も2出塁で、四回の右前打は逆転を呼んだ。特に3安打3打点の川島の先発出場は8月以降は1度だけ。さえ渡った工藤監督は、対左腕対策という理由以上の信頼を寄せている。
「何とかしてくれると常に思っている。出ているときだけでなく、ベンチでの声かけも、どれだけ助けられるか。絶対に必要な選手。チームのことを一番に考えてくれて、僕も彼に頼っている。彼がいてよかった」
前半は足に痛みを抱えて戦った。練習でスパイクを履くのをためらうほどで、首脳陣は何度も登録抹消を検討。代替選手を球場に呼んだこともあったが、ベンチに残し続けた。主力の一人は「首脳陣と選手のパイプ役。川島さんがいないとチームが回らない」と尊敬する。明るさだけでなく、的確な声で雰囲気を作る最強のムードメーカーは、この勝利後も全体を見渡した。

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