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色鮮やか 五大明王の壁画が初公開 世界遺産の仁和寺 京都

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京都の 世界遺産、 仁和寺で、 本尊の 奥にある5体の 明王を描いた色鮮やかな壁画が、 13日から初めて一般に公開されています。
京都の世界遺産、仁和寺で、本尊の奥にある5体の明王を描いた色鮮やかな壁画が、13日から初めて一般に公開されています。 京都市右京区の仁和寺で初公開されているのは、国宝「金堂」にまつられている本尊の奥にあり、ふだんは一般の人が入れない「裏堂」の壁画です。 高さ約2メートル、幅約15メートルの木製の壁には、370年余り前の江戸時代に描かれてから1度も修繕されていないという5体の明王が、天井のライトで照らし出されています。 このうち、中央の「不動明王」は、剣を握り正面をにらみつけて堂々と座る姿が描かれていて、金色の装具や真っ赤に燃えさかる背後の炎などが色鮮やかに表現されています。 また、3つの顔と6本の手を持つ明王や手足に蛇を巻き付けた明王なども描かれていて、威圧感あふれる姿を見ることができます。 壁画は邪悪な者が入ってこないよう描かれたということで、近所に住む小学6年生の男の子は「不動明王がリーダーのように感じました。身近にすごいものがあったことに驚きました」と話していました。 仁和寺の壁画の公開は12月16日まで行われます。

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