日本オープン選手権第2日(12日、 神奈川・ 横浜CC=7257ヤード、 パー71)首位に5打差の 31位から出たツアー初出場の アマチュア、 桂川有人(ゆうと、 20)=…
日本オープン選手権第2日(12日、神奈川・横浜CC=7257ヤード、パー71)首位に5打差の31位から出たツアー初出場のアマチュア、桂川有人(ゆうと、20)=日大2年=が1イーグル、6バーディー、2ボギーの65と猛チャージ。通算8アンダーで単独首位に立った。男子の日本一を決めるこの大会をアマが首位で第2ラウンドを終えるのは、詳細な記録が残る1985年以降初めて。高校時代をフィリピンで過ごした逆輸入ゴルファーが、勢いそのままに頂点を狙う。前年覇者の池田勇太(32)=フリー=は79と大崩れし、通算11オーバーで予選落ちした。
アマチュアの桂川が日本一を決める舞台の主役に躍り出た。終盤に6ホール連続でスコアを伸ばし、単独首位に浮上。本人も驚きの表情を隠せなかった。
「12番から信じられないゴルフが続いた。気づいたらトップにいた」
スコアを1つ落として迎えた12番(パー4)。残り158ヤードの第2打をピン右奥2・5メートルにつけてバーディーを奪うと、快進撃が始まった。13番(パー4)は10メートルのバーディーパットを沈め「流れがどんどんよくなった」。14番(パー5)はピン右5メートルに2オンしてイーグル。無我夢中で好プレーを連発した。