25日東京株式市場終値 822円45銭安の 2万1,268円73銭:25日の 東京株式市場は、 24日より、 822円45銭安い、 2万1,268円73銭で取引を終えた。 …
25日の東京株式市場は、24日より、822円45銭安い、2万1,268円73銭で取引を終えた。 25日の取引について、SMBC日興証券・松野利彦氏の解説です。 25日の東京株式市場は大幅下落だった。 世界景気の減速懸念などから、ハイテク株を中心に急落となったアメリカのマーケットを受けて、日本株市場も非常に軟調な地合いを余儀なくされている。 朝方の売りが一巡したあとは、上海株が値を戻したことを受けて、こちらも下げ渋るが、引けにかけて再び売り込まれ、平均株価は前日比で822円も下落して大引けを迎えた。 セクター別にすべての業種が下落するなど、文字通りの全面安の商状。 個別にも時価総額の大きい銘柄などが中心に、ほとんどの銘柄が下落し、東証1部の値下がり銘柄数は2,000銘柄を超えた。 もっとも、売買代金は約3兆円と、10月12日以来の高水準であることから、下値を拾う向きもあるもよう。 週末の26日も外部環境次第だが、急落のあとだけに、ポジション調整となると買い戻しが予想される。 また、商いをともなって上昇するようだと、反発機運が高まりそう。