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【ATPツアー・ファイナル】錦織圭はアンダーソンに完敗 ミス連発で1ゲームしか奪えず

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ストレート負けを喫した錦織圭(ロイター) 【英国・ ロンドン13日(日本時間14日)発】 男子テニスの 年間成績上位8人による…
【英国・ロンドン13日(日本時間14日)発】男子テニスの年間成績上位8人による今季最終戦、日東電工ATPツアー・ファイナルの1次リーグB組で、世界ランキング9位の錦織圭(28=日清食品)は同6位ケビン・アンダーソン(32=南アフリカ)に0―6、1―6のストレート負け。まさかの大惨敗を喫した。 リーグ初戦(11日)では6連敗中だった同3位ロジャー・フェデラー(37=スイス)にストレート勝ち。準決勝進出へ完全に勢いに乗ったかに見えたが、203センチの“大巨人”が立ちはだかった。 第1セット第1ゲームからいきなり得意の弾丸サーブを連発。これでペースを奪われた錦織は第2ゲームでミスを連発し、ブレークを許してしまう。第3ゲームにはアンダーソンに3本連続でサービスエースを奪われた。第4、6ゲームも得意のストローク戦で相手の強烈なフォアハンドのショットにてこずり、サービスゲームを破られ、1ゲームも取れないままこのセットを落とした。 第2セットも好調なアンダーソンのフォアの前に第2ゲームをブレークされ、劣勢を挽回できない。第3ゲームは相手の弾丸サーブに太刀打ちできず、ラブゲームで奪われた。第4ゲームもストローク戦に勝てずブレークされて大ピンチ。第6ゲームでようやくサービスゲームをキープしたが、時すでに遅し。第7ゲームはまたも弾丸サーブを止められず、リーグ2戦目で急停止となった。 高額賞金が売り物のファイナルでは、出場料だけで20万3000ドル(約2300万円)、1次リーグで1勝すると同じく賞金20万3000ドルが手に入る。全勝優勝なら271万2000ドル(約3億円)の賞金を獲得できたが、今回の敗戦で“3億円の夢”は消滅した。 勝負のリーグ3戦目(15日)は同8位ドミニク・ティエム(25=オーストリア)が相手。準決勝進出へ向けて、2勝したアンダーソンが大きくリードしただけに、絶対に負けられない一戦となった。

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