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パイロット飲酒問題 日航と全日空が再発防止策提出

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パイロットによる飲酒の 問題が相次いで明らかになった日本航空と全日空は、 問題の 経緯や再発防止策をまとめた報告書を16日、 国…
パイロットによる飲酒の問題が相次いで明らかになった日本航空と全日空は、問題の経緯や再発防止策をまとめた報告書を16日、国土交通省に提出しました。このうち日本航空は飲酒を見逃すこととなったアルコール検査について、パイロットが相互の確認を怠っていたことを明らかにしました。 日本航空と全日空はパイロットによる飲酒の問題が明らかになったことを受けて16日午前、問題の経緯や再発防止策をまとめた報告書を国土交通省に提出しました。 それによりますと日本航空では、イギリスで飲酒の疑いで逮捕された副操縦士が乗務前のアルコール検査を行った際、ほかの2人の機長が相互の確認を怠っていたということです。 この2人の機長は酒の臭いに気づかなかったことについて「副操縦士が距離を置こうとしていた様子だった」という趣旨の説明をしているということです。 また再発防止策では、日本航空と全日空の2社とも精度の高いアルコール感知器を国内外の乗り入れるすべての空港にすみやかに配備するほか、全日空では乗務する12時間前までに飲むことを認めるアルコールの具体的な量を社内規則で明文化するとしています。 日本航空と全日空は16日午後、記者会見を開き、こうした内容を説明することにしています。

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