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文化勲章の親授式 皇居

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文化の 日の 3日、 皇居で文化勲章の 親授式が行われ、 劇作家で評論家の 山崎正和さんなど5人に天皇陛下から文化勲章が贈られました…
文化の日の3日、皇居で文化勲章の親授式が行われ、劇作家で評論家の山崎正和さんなど5人に天皇陛下から文化勲章が贈られました。 ことしの文化勲章の受章者は次の5人です。 ▽独自の視点による作品や優れた知性に基づく評論活動が評価された、劇作家で評論家の山崎正和さん(84)。 ▽租税法の理論を現実の世界に応用する道筋を示した、東京大学名誉教授の金子宏さん(87)。 ▽革新的な作品で陶芸に新しい可能性を切り開いた、陶芸家の今井政之さん(87)。 ▽長年にわたり作曲界に刺激を与え現代音楽の振興などに貢献した、作曲家の一柳慧さん(85)。 ▽知的情報処理の分野で世界をリードする研究成果を生み出した、京都大学名誉教授の長尾真さん(82)。 親授式は皇居 宮殿の「松の間」で行われ、天皇陛下から受章者一人一人に橘(たちばな)の花に勾玉(まがたま)をあしらった文化勲章が贈られました。 受章者を代表して金子さんが「今後もそれぞれの道でこの栄誉にふさわしい研さんと精進を続ける所存でございます」とあいさつすると、天皇陛下は「長年努力を重ね、大きな業績をおさめられ、文化の向上に尽くされたことを誠に喜ばしく思います」とお祝いの言葉を述べられました。 文化勲章の受章は平成9年以降、天皇が直接授ける「親授式」となり、天皇陛下は毎年欠かさず臨んできましたが、来年4月の退位を前に最後に務められる文化勲章親授式となりました。 式のあと受章者たちは文化勲章をつけて宮殿の前で記念撮影に臨み、受章の喜びをかみしめていました。

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