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楽天が西武FA浅村獲得“人の縁”で争奪戦制す

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楽天入りを決めた浅村 西武からFA宣言していた浅村栄斗内野手(28)が20日、 西武を退団する決意を固め、 楽天側に入団の …
西武からFA宣言していた浅村栄斗内野手(28)が20日、西武を退団する決意を固め、楽天側に入団の意向を伝えた。 18日に都内で行われたFA交渉では立花陽三球団社長(47)、石井一久GM(45)と食事しながら2時間のロングラン交渉。楽天側から4年総額20億円を超える条件と、背番号「3」を提示され「優勝するための大事なピース。ぜひ来ていただきたい」とラブコールを受けていた。 楽天が浅村獲りのキーワードとしていたのが「成長できる環境」。石井GMは先の交渉で「ボク自身、海外へのポスティング(移籍)、国内へのFA(移籍)を経験してきた人間なのでその辺の話をした。移籍をマイナスに捉えるのではなく、移籍することでプレーヤーとしても人としても幅が広がったという話をさせてもらった。一歩外に出ないと分からない経験がある。分からないままプレーヤーとして現役を終わるのはもったいない」と選手目線で移籍の勧めを熱くアピールした。 大阪出身の浅村にとって仙台は全く縁のない土地だが、西武で5年間ともにプレーした石井GM、兄貴分として慕っていた渡辺直人内野手(38)、岸孝之投手(33)と人の縁でそのハンディを払拭。特に“特命編成担当”として獲得に尽力した渡辺の存在は大きかったようだ。 今季、浅村は打率3割1分、32本塁打、127打点で西武の10年ぶりのリーグ制覇に貢献。その優勝チームの「主将」が同一年に29・5ゲーム差を離された最下位球団への移籍を決断するという、大波乱のFA移籍となった。

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