探査機「はやぶさ2」 は22日午前8時半ごろ、 小惑星「りゅうぐう」 への 着陸に挑む。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が21日発表した。 小惑星への 着陸は2005年の 「初代はやぶさ」 以来で、 太陽系の 進化…
探査機「はやぶさ2」は22日午前8時半ごろ、小惑星「りゅうぐう」への着陸に挑む。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が21日発表した。小惑星への着陸は2005年の「初代はやぶさ」以来で、太陽系の進化や生命誕生のナゾの解明につながる成果が期待される。着陸は極めて高い精度の運用が求められる。打ち上げから4年あまり、探査はヤマ場を迎える。 小惑星りゅうぐうで、はやぶさ2が着陸を予定している地点(矢印で示した白い四角部分)=JAXA提供 りゅうぐうは地球と火星の間にあり、地球から約3億キロメートル離れている。こうした小惑星は太陽系ができた46億年前の痕跡を残すとされる。りゅうぐうは生命のもとになる有機物や水を含む岩石が多いとみられる。 はやぶさ2は21日午前8時ごろに降下を始める予定だった。直前に姿勢制御プログラムの設定値に誤りが見つかり、5時間遅れの午後1時半すぎに降下を始めた。速度を上げて遅れを挽回した。 22日午前7時すぎには高度45メートルに達する予定。2018年秋のリハーサルで落とした着陸目標の目印をカメラで探し、同8.