Start Japan Japan — in Japanese ロシア政府「サハリン2」事業を引き継ぐ新会社設立決定と発表

ロシア政府「サハリン2」事業を引き継ぐ新会社設立決定と発表

160
0
TEILEN

Array
日本の大手商社も出資するロシア極東の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」をめぐってロシアは 、事業を引き継ぐ新たなロシア企業を設立することを決定したと発表しました。日本の商社は今後、ロシア側の求める条件に応じるか、対応を迫られることになりそうです。

日本にLNG=液化天然ガスを供給しているサハリン2の事業主体「サハリンエナジー」社はロシアの政府系ガス会社ガスプロムのほか、イギリスの石油大手シェルが27.5%、日本から三井物産が12.5%、三菱商事が10%をそれぞれ出資しています。
プーチン大統領は 、「サハリンエナジー」社を新たに設立するロシア企業に変更し、その資産を新会社に無償で譲渡することを命じる大統領令に署名していました。
ロシア政府は 、事業を引き継ぐ新たなロシア企業をサハリン州の中心都市ユジノサハリンスクに設立することを決定したと発表しました。
付けの政令で 以内に必要な登録手続きを行うことを求めています。
大統領令では外国企業に対して設立から1か月以内に株式の譲渡に同意するかどうかロシア側に通知する必要があるとしています。
日本の商社は今後、ロシア側の求める条件に応じるか、対応を迫られることになりそうです。 「サハリン2」日本のLNGの輸入量全体に占める割合は7.9%
日本は天然ガスをマイナス162度まで冷やしたうえでLNG=液化天然ガスの形で船で国内まで運んでいて、ほぼ全量を海外から輸入しています。
財務省の貿易統計によりますと日本が輸入するLNGの量を国別の割合でみると の時点で
▽オーストラリアが35.

Continue reading...