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サントリーは 、酒税改正が実施される 以降、「金麦」シリーズをビールとして展開すると発表した。対象は、「金麦」「金麦<ザ・ラガー>」「金麦<糖質75%オフ>」の3商品。現在は新ジャンルに分類されているが、麦芽比率を50%以上に引き上げ、ビールとして販売する。
同社によると、ビール化に当たって金麦の特徴であるすっきりとした後味を維持しつつ、麦芽比率の引き上げで飲みごたえを強化するという。価格について、サントリー常務執行役員の多田寅氏は「増税分程度は転嫁するが、新ジャンルと同等の価格帯に据え置きたい」とした。金麦を「日々、家で飲むのに一番ふさわしいビール類」として、引き続き位置付ける方針だ。
背景には、 の酒税改正がある。現行の酒税法では麦芽比率50%以上をビール、50%未満を発泡酒や新ジャンルと定義している。現在はビールの方が税率が高いが、改正後は350ミリリットル当たり54.