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屈強セネガル、守りも強固…原口、酒井宏が走りきれるか

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組織力の 備わる屈強な集団――。 16年ぶりにワールドカップ(W杯)の 舞台に戻って来たセネガル(世界ランキング27位)は、 優れた身体能力に頼りがちというアフリカ勢に対する周囲の 印象を払拭(ふっしょく)し…
組織力の備わる屈強な集団――。16年ぶりにワールドカップ(W杯)の舞台に戻って来たセネガル(世界ランキング27位)は、優れた身体能力に頼りがちというアフリカ勢に対する周囲の印象を払拭(ふっしょく)した。
24日(日本時間25日午前0時)、セネガルと対戦する1次リーグH組の第2戦で、日本(世界ランキング61位)が最も警戒すべき状況は、ボールを失った直後。セネガルの切れ味鋭いカウンター攻撃だ。
パスやクロスの精度はさほど高くないが、それを補うバネを持つ選手の集まり。ポーランド(同8位)を倒した初戦で、左サイドのゲームメイクに加わったマネ以外にも、ニャン、サルとFWは俊足ぞろい。大会の公式データによると、4人がポーランド戦で時速30キロ超を記録した。スプリント勝負を挑まれると、日本の選手は置き去りにされる危険性が高い。
日本は、退場者が出て10人になった初戦のコロンビア(同16位)に対して自陣でパスを回したが、そうした姿勢も避けるのが懸命か。セネガルのニャンが、ポーランドのバックパスをさらって得点したように、不用意なミスは取り返しのつかない事態を招きかねない。
興味深いのは、ポーランド戦でのセネガルの攻撃は、45%が左サイドに偏っていたこと。ニャン、マネの連係で先取点につなげたシーンが象徴的だ。一方、日本もコロンビア戦での攻撃が、43%は右サイドに寄っていた。両チームともに第1戦と同じ布陣で臨んだ場合、日本は瞬発力のあるMF原口、DF酒井宏が、最後まで走りきれるかが重要になってくる。
切れ味鋭いカウンターの土台に…

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