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ドル111円前半、ユーロは一時3週間ぶり高値

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[東京 28日 ロイター] – 午後3時の ドル/円は、 前日ニューヨーク市場午後3時時点に比べ、 若干ドル高/円安の 111円前半。 新規材料難の なか、 海外市場の 流れを引き継ぐ形で円が広範に弱含んだ。 ドルは
[東京 28日 ロイター] – 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後3時時点に比べ、若干ドル高/円安の111円前半。新規材料難のなか、海外市場の流れを引き継ぐ形で円が広範に弱含んだ。ドルは一時111.35円まで上昇した。
ユーロは一時130.05円まで上昇。海外高値を上抜け、今月2日以来3週間ぶり高値をつけた。加ドルも85円後半と3週間ぶり高値を更新した。
市場では「トルコを巡る問題も一服感があるなか、ユーロに買い安心感が広がっているが、消えてなくなったわけではない」(外国銀)との声が聞かれた。
前日主要通貨間で最も買われたカナダドル はきょうも堅調。対円で85円後半と3週間ぶり、対ドル でも1.29加ドル半ばと2カ月半ぶり高値を更新した。
手がかりはメキシコがひと足先に合意に漕ぎ着けたNAFTA交渉。フリーランド加外相はきょう、ワシントンで再交渉に臨む。それに先立つ日本時間午前、ホワイトハウスはトランプ米大統領とトルドー加首相が通商協議について電話で会談し「生産的な対話の継続」で合意したと発表した。
米国債市場では、24日の米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演内容を受けて、2年債と10年債の利回り格差(長短スプレッド)が20ベーシスポイント(bp)を割り込み、11年ぶりの低水準となっている。
午後3時時点の長短スプレッドは19.44bp付近。同スプレッドは8月1日に32.1bpだったので、このペースが続けば、あと2カ月程度で「逆イールド」の発生が予想される。
米セントルイス地区連銀のブラード総裁は24日、ロイターに対し、米国債のイールドカーブについて、投資家が来年以降の成長鈍化を予想する一方、将来的なインフレの危険性を全く見込んでいないことを示していると語った。
トルコリラ は現在17円後半。連休明けとなった前日は再び売りが集中し、一時17円半ばと1週間ぶり安値を更新した。対ドル でも一時6.3リラ付近と5%近い下げとなった。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 111.22/24 1.1667/71 129.80/84
午前9時現在 111.12/14 1.1682/86 129.83/87
NY午後5時 111.08/09 1.1677/79 129.70/74

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