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熊本地震 本震から1年 住宅再建には課題

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一連の 熊本地震の うち最も大きな被害を出した2度目の 震度7の 地震から16日で1年となります。 熊本県南阿蘇村では半壊以上の 被害を受けた世帯の うち…
一連の熊本地震のうち最も大きな被害を出した2度目の震度7の地震から16日で1年となります。熊本県南阿蘇村では半壊以上の被害を受けた世帯のうち、6割が村内で住まいを再建したいとしていますが、一部でまだ断水が続くなど課題が多く残されています。 熊本県などによりますと、一連の熊本地震では倒壊した建物の下敷きになるなど直接の影響で50人が亡くなりましたが、このうちの41人は2度目の震度7を観測した去年4月16日の地震で亡くなりました。この地震では各地で大規模な土砂災害が相次ぎ、南阿蘇村では国道にかかる阿蘇大橋が崩落したほか、幹線道路の国道57号線も通れなくなりました。 南阿蘇村が村内の半壊以上の被害を受けた世帯を対象にことし1月から3月にかけて行ったアンケートでは回答があった707世帯のうち、63.2%の447世帯が「村の中で住まいを再建したい」と回答したということです。しかし、通行止めが続く国道57号線は復旧の見通しが立っていないうえ、村内の立野地区ではおよそ350戸で断水が続いていて、住宅再建に向けての課題が多く残されています。

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