【ワシントン共同】 ティラーソン米国務長官は3日、 米国は「(朝鮮半島を南北に分ける)北緯38度線の 北側に入る理由を探しているわけではない」 と明言した。 北朝鮮に侵攻する意図はないとして、 強い警戒感を示す金正恩朝鮮労働党委員長に態度の 軟化を促した。 国務省職員向けの 演…
【ワシントン共同】ティラーソン米国務長官は3日、米国は「(朝鮮半島を南北に分ける)北緯38度線の北側に入る理由を探しているわけではない」と明言した。北朝鮮に侵攻する意図はないとして、強い警戒感を示す金正恩朝鮮労働党委員長に態度の軟化を促した。 国務省職員向けの演説で語った。ただ、北朝鮮が核実験やミサイル発射などの挑発をやめなければ「米国は追加制裁の用意がある」と強調。「全ての国に行動を求めている」と述べ、国連安全保障理事会制裁決議の履行に消極的な国々に協力を迫った。