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容疑者を再逮捕 わいせつなど「供述拒否」

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千葉県松戸市立小3年の ベトナム国籍の 女児(9)が遺体で発見された事件で、 県警捜査本部は5日、 同小の 元保護者会会長、 渋谷恭正(やすまさ)容疑者(46)=同市六実(むつみ)4=を殺人と強制わいせつ致死、 わいせつ目的誘拐の 疑いで再逮捕した。 渋谷容疑者は死体遺棄容疑での 逮捕後、 黙秘を続けているが、 捜査本部は女児が行方不明になった当日の 渋谷容疑者の 行動や遺体の 状況などから殺害にも関与した疑いが強いと判断した。 再逮捕容疑について渋谷容疑者は「供述を拒否します」 と話しているという。
千葉県松戸市立小3年のベトナム国籍の女児(9)が遺体で発見された事件で、県警捜査本部は5日、同小の元保護者会会長、渋谷恭正(やすまさ)容疑者(46)=同市六実(むつみ)4=を殺人と強制わいせつ致死、わいせつ目的誘拐の疑いで再逮捕した。渋谷容疑者は死体遺棄容疑での逮捕後、黙秘を続けているが、捜査本部は女児が行方不明になった当日の渋谷容疑者の行動や遺体の状況などから殺害にも関与した疑いが強いと判断した。再逮捕容疑について渋谷容疑者は「供述を拒否します」と話しているという。
再逮捕容疑は3月24日、松戸市の女児宅周辺で、登校中の女児を自分の軽乗用車に乗せて連れ去り、同26日朝までに軽乗用車内などでわいせつな行為をした上、首を絞めるなどして窒息死させたとしている。
捜査関係者によると、渋谷容疑者の軽乗用車内には女児のものとみられる血痕が複数あり、女児の遺体の付着物から検出されたDNA型が渋谷容疑者のものと一致したという。一方、防犯カメラの映像などによれば、渋谷容疑者の軽乗用車が同24日朝に女児宅周辺を走っていた。同日午後には、同県我孫子市北新田の排水路にかかる橋の下の遺体遺棄現場や、女児のランドセルなどが捨てられていた茨城県坂東市の利根川河川敷の周辺を走っていた。
渋谷容疑者は日ごろから通学路などでの見守り活動に参加。先月まで保護者会会長を務め、女児と親しげに交流する様子を住民らが目撃しており、女児と面識があったとみられる。
捜査本部はわいせつ行為から死亡までを一つの流れととらえ、殺意もあったとして強制わいせつ致死と殺人の両容疑を適用した。
女児は同24日朝、修了式のため自宅を出たまま行方不明になり、同26日朝に遺体で発見された。首にはひも状のもので絞められた薄い痕があった。死因は窒息死とみられる。連れ去りや殺害の詳細な時間や場所、首を絞めた凶器は特定されておらず、捜査本部はさらに詳しく調べる。
千葉地検は5日、死体遺棄容疑について処分保留とした。【斎藤文太郎、富美月、秋丸生帆】
渋谷容疑者の再逮捕を受け、女児の父親(34)が5日午前、松戸市内の自宅で報道各社の取材に応じた。供述を拒否している渋谷容疑者については「もし自分がやったのなら真実を言ってほしい。やっていないなら『やっていない』と言った方がいい」と述べた。
一方、愛娘へは「安心してね、天国に行けるよ、と声を掛けたい」と思いを語った。
県警捜査本部によると、同日朝、捜査員が両親に再逮捕を電話で報告したところ、父親は「ありがとうございました」と応えたという。【富美月】

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