日本列島は２１日、 高気圧に覆われ、 全国的に気温が上昇した。 気象庁によると、 群馬県館林市で３５・ ３度を記録し、 今年全国初となる猛暑日となった。 東京都心も３０・ ９度と、 今年初の 真夏日に。 各地で熱中症とみ…
日本列島は２１日、高気圧に覆われ、全国的に気温が上昇した。気象庁によると、群馬県館林市で３５・３度を記録し、今年全国初となる猛暑日となった。東京都心も３０・９度と、今年初の真夏日に。各地で熱中症とみられる搬送者が相次いだ。 福島市で３４・２度など、東北地方も秋田を除く５県で最高気温が３０度を超える真夏日となった。群馬県伊勢崎市で３４・１度、埼玉県熊谷市で３４・０度、長野県上田市では５月の観測史上最高となる３３・７度を記録した。 気象庁によると、日本列島の上空に暖気が広がり、雲が発生しにくかったという。２２日以降も関東から北日本にかけ、晴れて気温が上がるとみられる。 埼玉県によると、２１日午後２時１５分ごろ、越谷市立大袋小学校であった運動会で、４年生の男児（９）が吐き気を訴え、熱中症が疑われたために病院に運ばれた。６年生の女児３人と４年生の男児１人も同様の症状で家族が病院に搬送。いずれも軽症という。 岩手県内でも、奥州市を会場に行われたマラソン大会で、参加者計１７人が熱中症などの疑いで救急搬送された。地元消防本部によると、１０キロコースに参加した女性（３８）が正午すぎ、一時意識不明の状態で病院に搬送され、その後意識を回復した。同県雫石町のマラソン大会でも、参加者の男性（６１）がめまいを訴え、救急搬送されたという。 ＜アピタル：ニュース・フォーカス・その他＞ http: //www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/
