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外為17時 円、続伸し111円台前半 対ユーロのドル安が波及

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23日の 東京外国為替市場で円相場は続伸した。 17時時点は1ドル=111円19~22銭と、 前日17時時点に比べ11銭の 円高・ ドル安だった。 朝方には110円台後半まで上げ幅を広げた。 ドイツの メルケル首相
23日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点は1ドル=111円19~22銭と、前日17時時点に比べ11銭の円高・ドル安だった。朝方には110円台後半まで上げ幅を広げた。ドイツのメルケル首相が前日、ユーロ高を容認したとも受け取れる発言をしたことが引き続きユーロ高・ドル安の要因となり、円買い・ドル売りに波及した。 さらに日本時間早朝、米紙ワシントンポストが「トランプ米大統領が情報機関の担当者に対し、大統領選におけるトランプ陣営とロシアとの共謀を否定するよう求めた」と報じると米政治懸念を背景にしたドル売りが再開した。英中部マンチェスターで起きた爆発事件が投資家心理を悪化させ、日経平均株価の下落や時間外取引の米10年債利回りの低下(価格の上昇)につながると円買い・ドル売りが増えた。 一方、持ち高整理の円売り・ドル買いも活発で、円の重荷になった。24日に5月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控え、新たな円買い・ドル売りには慎重なムードが強かった。9~17時の円の高値は1ドル=110円91銭近辺、安値は111円29銭近辺で値幅は38銭程度だった。 円は対ユーロで3日続落した。17時時点は1ユーロ=125円15~18銭と、前日の同時点に比べ81銭の円安・ユーロ高だった。16時30分すぎには125円38銭近辺まで下げ幅を広げた。欧州の取引時間帯に入り、仕掛け的なユーロ買いが対円や対ドルで入り、上げ幅を広げた。 ユーロは対ドルで7日続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1254~57ドルと同0.0083ドルのユーロ高・ドル安だった。16時30分すぎには1.1268ドル近辺と昨年11月9日以来およそ6カ月半ぶりの高値を付けた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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