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死去の劉暁波氏 葬儀後に火葬 中国当局が発表

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中国の 民主化運動の 象徴的な存在で、 服役中にノーベル平和賞を受賞し、 13日、 亡くなった作家の 劉暁波氏について、 中国当局は、 15日朝、 葬儀の あと…
中国の民主化運動の象徴的な存在で、服役中にノーベル平和賞を受賞し、13日、亡くなった作家の劉暁波氏について、中国当局は、15日朝、葬儀のあと、火葬されたことを明らかにしました。 中国共産党の一党支配を批判するなどして有罪判決を受け、服役中にノーベル平和賞を受賞した作家の劉暁波氏は、末期の肝臓がんを患って、13日、東北部・瀋陽の病院で亡くなりました。 劉氏が治療を受けていた病院のある瀋陽市の政府は、15日午前、記者会見し、劉氏について、15日朝、瀋陽市内で葬儀のあと、火葬されたことを明らかにしました。 葬儀には、妻の劉霞さんをはじめ、親族らが参加し、家族の希望に沿って行われたとしていますが、遺骨がどのように扱われるのかなどは明らかにしていません。 また、葬儀の写真も公開し、家族らが棺の前に並ぶ様子や、遺影を持った劉霞さんの姿などが確認できます。 また、会見では、当局による監視下に置かれている劉霞さんについての質問が相次ぎ地元政府の担当者は、「中国の公民であり、関係部門が法に基づき、彼女の合法的な権益を守る。私の理解では彼女は現在、自由だ」などと述べました。 ただ、劉霞さんが、現在、どこにいるのかや、本人が希望すれば出国が許されるのかどうかについては、回答は避けました。 中国当局は、劉氏が亡くなったあとも、当局の対応をまとめた映像を公開するなどしていて、15日の会見も葬儀などについて適切な対応を取ったと強調する狙いがあるものと見られます。

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