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ユーロ圏周辺国のリスク資産に資金回帰の兆し=ECBエコノミスト

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欧州中央銀行(ECB)の 有力エコノミスト、 フランク・ スメツ氏は24日、 投資家の 資金がユーロ圏周辺国の リスク資産へと再び流入しており、 最近の 債券スプレッド縮小の 主因となっているとの 考えを示した。 スメツ氏はECB経済局責任者で、 今年初めまでドラギ総裁の 首席顧問を務めていた。 同氏はIFO経済研
[フランクフルト 24日 ロイター] — 欧州中央銀行(ECB)の有力エコノミスト、フランク・スメツ氏は24日、投資家の資金がユーロ圏周辺国のリスク資産へと再び流入しており、最近の債券スプレッド縮小の主因となっているとの考えを示した。 スメツ氏はECB経済局責任者で、今年初めまでドラギ総裁の首席顧問を務めていた。 同氏はIFO経済研究所での講演で「なぜ、資金が再びイタリアやスペインに向かっているのか」とし、「これは投資家の意向を反映したもので、再びこうした流れが始まろうとしているのかもしれない」と述べた。 その上で「足元の資産価格調整でやや驚きなのは、スプレッドが縮小傾向にあることだ。これは資本がリスク資産へと向かっていることを示している」とした。 ドラギ総裁が6月下旬、金融引き締めの可能性を示唆したにもかかわらず、ドイツ連邦債と周辺国の国債利回り格差はここ数週間に縮小している。 10年物では、ドイツとイタリア、ポルトガル国債の利回り格差が6月初旬以降、40─45ベーシスポイント(bp)、スペイン国債との格差は約30bp縮小している。 スメツ氏はECB経済局責任者で、今年初めまでドラギ総裁の首席顧問を務めていた。 同氏はIFO経済研究所での講演で「なぜ、資金が再びイタリアやスペインに向かっているのか」とし、「これは投資家の意向を反映したもので、再びこうした流れが始まろうとしているのかもしれない」と述べた。 その上で「足元の資産価格調整でやや驚きなのは、スプレッドが縮小傾向にあることだ。これは資本がリスク資産へと向かっていることを示している」とした。 ドラギ総裁が6月下旬、金融引き締めの可能性を示唆したにもかかわらず、ドイツ連邦債と周辺国の国債利回り格差はここ数週間に縮小している。 10年物では、ドイツとイタリア、ポルトガル国債の利回り格差が6月初旬以降、40─45ベーシスポイント(bp)、スペイン国債との格差は約30bp縮小している。

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