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「本当に口封じなら…」地検特捜部、籠池氏を慎重に捜査

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学校法人森友学園(大阪市)の 籠池泰典前理事長(64)は27日、 取り調べの 内容を記録するノートを握りしめ、 事情聴取の ため大阪地検特捜部に向かった。 3月末に補助金適正化法違反容疑の 告発を受理してから約…
学校法人森友学園(大阪市)の籠池泰典前理事長(64)は27日、取り調べの内容を記録するノートを握りしめ、事情聴取のため大阪地検特捜部に向かった。 3月末に補助金適正化法違反容疑の告発を受理してから約4カ月。関係者に対する聴取などで証拠固めを進めた大阪地検特捜部は27日、籠池泰典前理事長夫妻への初めての事情聴取に乗り出した。6月の家宅捜索に続く、大きな節目を迎えたが、特捜部は慎重な捜査に徹している。 「本当に口封じのための国策捜査ならば、国会会期中に着手している」。夫妻の聴取前、地検幹部らは、籠池氏の「国策捜査」批判に対し、粛々と捜査を進めている姿勢を強調した。 「初聴取の後に逮捕するのでは」との見方も法曹関係者にはあったが、特捜部の出頭要請が昼過ぎだったこともあり、籠池氏側は「任意聴取にとどまる」と予想していたという。結果的に特捜部は、捜査対象者である夫妻に迫るにあたり、ただちに強制捜査はとらない手法を選んだ。 事件への関心の高さに、捜査関…

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