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アフガン駐留米軍「公表より多い1万人余 さらに増派も」

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アメリカ国防総省は、 アフガニスタンに派遣しているアメリカ軍の 人数について、 これまでの 説明よりも2600人多いおよそ1万1000人だと修正する…
アメリカ国防総省は、アフガニスタンに派遣しているアメリカ軍の人数について、これまでの説明よりも2600人多いおよそ1万1000人だと修正するとともに、現地の治安の悪化に対応するため今後さらに増派する方針を明らかにしました。 アメリカ国防総省のマッケンジー中将は30日に記者会見し、アフガニスタンに派遣しているアメリカ軍の人数について「前の政権が認めた兵力が8448人で、国防総省はこれまでおよそ8400人が現地に駐留していると公に説明してきた」と述べました。 そのうえで、この人数には派遣期間の短い兵士などが含まれていなかったとして、実際に駐留しているのは2600人多いおよそ1万1000人だと修正するとともに、現地の治安の悪化に対応するため今後さらに増派する方針を明らかにしました。 今回の修正はアメリカの一部メディアがアフガニスタンやイラクなどに駐留するアメリカ軍の人数が実際にはもっと多いと伝えたことを受けたもので、国防総省は「透明性を高め、できるだけ正確な数字を国民に提供することにした。イラクやシリアに駐留している兵士の人数も修正する」としています。 これについて与党・共和党の一部議員からは、前のオバマ政権がイラクとアフガニスタンからのアメリカ軍の撤退を公約にしていたため、駐留規模を少なく見せようとしたのではないかと批判する声も出ています。

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