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みちびき4号打ち上げ成功…日本版GPS構築へ

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日本版GPS(全地球測位システム)の 構築を目指す測位衛星「みちびき」 4号機を載せたH2Aロケット36号機が10日午前7時1分、 鹿児島県の 種子島宇宙センターから打ち上げられた。 衛星は約28分後に分離、 予定の 軌道に投入さ【科学・ IT】
日本版GPS(全地球測位システム)の構築を目指す測位衛星「みちびき」4号機を載せたH2Aロケット36号機が10日午前7時1分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。 衛星は約28分後に分離、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。 みちびきは、宇宙から電波を送って日本周辺の地上の位置を高精度で測るための衛星。米国のGPSでは最大約10メートルある誤差を、専用の受信機との併用で6センチ以内まで小さくできる。この位置情報を使った車の自動運転や無人トラクターによる耕作など、様々な産業応用に向けた実験が進められている。 みちびきは4基体制となり、高精度の位置情報を24時間提供できる準備が整う。衛星を運用する内閣府は、来年4月に本格運用を始める。1、2、4号機は、約8時間交代で日本のほぼ真上を飛行し、電波送信を行う。赤道上空の3号機は、地上側の電波の安定的な受信を補助する。

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