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外為17時 円、5日続伸 対ユーロは一時1カ月ぶり高値

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16日の 東京外国為替市場で円相場は5日続伸した。 17時時点は1ドル=111円71~73銭と、 前週末13日の 同時点に比べ29銭の 円高・ ドル安だった。 16時すぎに111円65銭近辺と9月26日以来の 円高
16日の東京外国為替市場で円相場は5日続伸した。17時時点は1ドル=111円71~73銭と、前週末13日の同時点に比べ29銭の円高・ドル安だった。16時すぎに111円65銭近辺と9月26日以来の円高・ドル安水準を付けた。前週末に公表された9月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことなどから米国の利上げペースが鈍るとの観測が広がり、円買い・ドル売りがやや優勢だった。欧州の取引時間帯に当たる夕方には欧州の政治リスクへの警戒感から投資家のリスク選好意欲が弱まり、「低リスク通貨」とされる円を買いドルやユーロを売る動きが出た。 円は小幅ながら下げに転じる場面もあった。16日の日経平均株価の上昇で投資家が運用リスクをとりやすくなるとの見方から、円売りが出たようだ。国内輸入企業の円売りも活発だった。9~17時の円の安値は1ドル=112円08銭近辺で、値幅は43銭程度だった。 円は対ユーロで続伸し、16時20分前後に1ユーロ=131円68銭近辺と9月15日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。17時時点は131円73~75銭と、前週末13日の17時時点に比べ75銭の円高・ユーロ安で推移している。 ユーロは対ドルで続落した。17時時点は1ユーロ=1.1790~94ドルと同0.0038ドルのユーロ安・ドル高だった。オーストリアやスペインの政治状況が不安定になるリスクが意識され、対ドルでもユーロ売りが出た。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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