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スペイン移送判断に数カ月も=カタルーニャ前首相、異議の構え

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【ブリュッセル時事】 スペイン司法当局が3日、 カタルーニャ自治州の プチデモン前首相への 「欧州逮捕状」 を出したことで、 焦点は滞在先の ベルギー当局の 対応に移る。 プチデモン氏の 弁護士は、 身柄が拘束された場合でも異議を申し立てる構えを示しており、 スペインへの 移送をめぐ
【ブリュッセル時事】スペイン司法当局が3日、カタルーニャ自治州のプチデモン前首相への「欧州逮捕状」を出したことで、焦点は滞在先のベルギー当局の対応に移る。プチデモン氏の弁護士は、身柄が拘束された場合でも異議を申し立てる構えを示しており、スペインへの移送をめぐる裁判所の決定には最大で数カ月程度かかる可能性がある。
〔写真特集〕カタルーニャ独立問題
欧州連合(EU)の「欧州逮捕状」制度では、逃亡先の国が容疑者を拘束。要請に基づき、犯罪の発生国に引き渡すことになっている。ベルギー政府がプチデモン氏の拘束は「基本的権利に反する」と判断すれば拒否することもできるが、最大で禁錮30年が科される重罪の国家反逆罪に問われているプチデモン氏の拘束要請を拒めば外交問題に発展するだけに、拒否は難しいとみられている。 一方、プチデモン氏は10月31日のブリュッセルでの記者会見で、「保証」がない限りスペインには戻らない考えを強調。今月3日のベルギーメディアとのインタビューでは、「弁護士には、ベルギー司法当局に全面協力する意向を伝えるよう言ってある」と述べ、ベルギー当局には協力する考えを示した。(2017/11/04-14:23) 関連ニュース
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