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イエメンでサウジが反体制派を切り崩しか

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内戦が続く中東の イエメンで、 首都を占拠してきた反体制派の 一部の 勢力が突然、 長年対立してきたサウジアラビアなどとの 関係改善を訴え、 地域で影響力…
内戦が続く中東のイエメンで、首都を占拠してきた反体制派の一部の勢力が突然、長年対立してきたサウジアラビアなどとの関係改善を訴え、地域で影響力を増しているサウジアラビアが反体制派を切り崩す工作を行っているという見方が広がっています。 中東のイエメンでは、サウジアラビアやUAE=アラブ首長国連邦が支援し、南部を支配する政権側と、イランの支援が指摘され、首都サヌアを中心に北部を掌握する反体制派の間で内戦が続き、多くの市民が巻き添えになっています。 こうした中、反体制派と連携してきたサレハ前大統領派が2日、突然、サウジアラビアなどとの関係改善を訴え、続いて反体制派との関係断絶を発表しました。 これを受けて、首都サヌアでは、反体制派と前大統領派の間でも戦闘が起きていて、一段と混乱が広がっています。 サウジアラビアやUAEは、前大統領派が反体制派から離反したのを歓迎しており、地域で影響力を増すサウジアラビアが反体制派を切り崩す工作を行っているという見方が広がっています。 これに対して、反体制派は3日、UAEの首都の近郊で建設が進む原子力発電所に向けてミサイルを発射したと主張するなど、サウジアラビアやUAEをけん制する動きを強めていて、双方の対立が激化しています。

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