ニューヨークの 繁華街タイムズスクエア付近で11日朝、 爆発事件があった。 ニューヨーク市警は容疑者とみられる男１人を拘束した。 市警は容疑者以外の 死傷者は報告されていないと発表し
【ニューヨーク＝高橋里奈】ニューヨークの繁華街タイムズスクエア付近で11日朝、爆発事件があった。ニューヨーク市警は容疑者とみられる男１人を拘束した。市警は容疑者以外の死傷者は報告されていないと発表した。２人が負傷したとの米報道もある。 11日朝、爆発現場付近は騒然（ニューヨーク）＝ロイター 爆発があったのは長距離バスが発着するターミナル「ポートオーソリティー」につながる地下鉄駅構内で、ニューヨーク市警は周辺の道路を封鎖し現場は厳戒態勢となっている。 爆発は週明けの通勤時間帯に発生した。米メディアによると、手製のパイプ爆弾が使われた疑いがある。容疑者は20代の男で、自身に巻き付けた爆弾を爆発させて重傷を負っているという。 米ＣＢＳテレビは容疑者はバングラデシュ出身と報じた。テロかどうかは明らかになっていない。 市警は地下鉄の駅から乗客を避難させ、電車はタイムズスクエアやポートオーソリティーの駅を迂回した。周辺道路や高速道路も閉鎖され、交通がまひしている。 現場は劇場街のタイムズスクエアに近く、普段は観光客や通勤客が行き来する。警察官や消防隊員、米連邦捜査局（ＦＢＩ）が集結し厳戒態勢となっている。
