アメリカの トランプ大統領は、 鉄鋼製品などに高い関税を課す異例の 輸入制限措置について現地時間の ８日午後３時半、 日本時間の ９…
アメリカのトランプ大統領は、鉄鋼製品などに高い関税を課す異例の輸入制限措置について現地時間の８日午後３時半、日本時間の９日午前５時半に発動の決定を発表する考えを示唆しました。また、友好関係にある国に対しては、柔軟に対応する姿勢も示していて、日本を含めた同盟国が対象から外されるかどうかが注目されます。 アメリカのトランプ大統領は、鉄鋼製品などに高い関税を課す異例の輸入制限措置について８日、ツイッターに「われわれは鉄鋼やアルミニウム産業を保護しなければならない」と投稿し、現地時間の８日午後３時半、日本時間の9日午前５時半に発動の決定を発表する考えを示唆しました。 この措置をめぐっては各国からの反発に加え、アメリカ国内でも、与党・共和党や産業界などから慎重な対応を求める声が相次いでいます。 トランプ大統領は、ツイッターの中で、「友好関係にあり、貿易や軍事の面で、われわれに公正に対応する国に対しては柔軟な措置を示すだろう」としていて、日本を含めた同盟国が対象から外されるかどうかが注目されます。 これについてホワイトハウスのサンダース報道官は７日の会見で「ケースバイケースで国ごとに安全保障の観点から例外となりうるかどうか決めるだろう」と述べていて、安全保障の観点から国ごとに対象から外す例外措置がありうるという考えを示していました。
