[北京 21日 ロイター] – 中国商務省の 王受文次官は、 通商保護主義を打ち出しているの は米国側だとし、 国益と業界を守るため積極的に措置を講じる姿勢を示した。 ニューデリーで前日まで開かれていた世界
[北京 21日 ロイター] – 中国商務省の王受文次官は、通商保護主義を打ち出しているのは米国側だとし、国益と業界を守るため積極的に措置を講じる姿勢を示した。
ニューデリーで前日まで開かれていた世界貿易機関(WTO)会合での次官演説を商務省が21日発表した。米国による通商問題での調査開始は一方的な保護主義と非難した。
その上で「通商面で抑制措置を講じることは正常な国際貿易での秩序を阻害するだけでなく、多国間貿易制度にも深刻な影響を及ぼす」と述べた。
外務省報道官も21日、中国は貿易戦争を望まないとしながらも「最終的に米国が中国の国益を損なう措置を講じた場合、正当な権益を守るために断固として必要な対応をする」と述べた。