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村田、王座防衛 雑念払い偉業を達成

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雑念を振り払い、 村田諒太が偉業を達成した。 世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者の 村田は、 同級6位の エマヌエーレ・ ブランダムラを破り、 日本選手で初めてミドル級の 王座防衛に成功した。
雑念を振り払い、村田諒太が偉業を達成した。世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者の村田は、同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラを破り、日本選手で初めてミドル級の王座防衛に成功した。
村田は試合前、「ガードを固めてプレッシャーをかけ、相手が嫌になるまでパンチを打つだけ」と繰り返した。自らのスタイルを貫き、38歳で初めて世界の舞台に立った挑戦者を退けた。
プロボクシングでは、初防衛は王座獲得より難しいと言われる。その理由を村田は「欲が出て、王者として相手を『圧倒しないといけない』との思いが出てくるから」と語っていた。一方、「ミドル級で相手を圧倒できるだけの能力は申し訳ないが、まだない」と自己分析。自分の実力を見据えた上で冷静に戦った。
王者とはいえ、村田は「まだ世界には自分より強い人はいる」と率直に認める。ミドル級には世界の主要3団体の王座を統一しているゴロフキン(カザフスタン)もいる。村田が世界的に存在を認められるには、防衛を重ねることが最低条件だ。まずは最初の関門を突破した。【飯山太郎】

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